庄内通駅周辺案内(その2)


稲生が原古戦場跡。織田信長と織田信行 が戦った稲生が原の古戦場跡(庚申塚)である。
この戦の霊を祭ったと言われる。信長がこの合戦に勝利し、(前田利家19歳は、この
合戦で手柄をたて槍の又左の異名を取る)尾張統一に向け大きく踏み出した。又この戦
柴田勝家は信長に負け以後信長に心酔する。末盛城桶狭間の合戦の4年前の ことで
ある。
稲生の戦い 稲生が原古戦場跡


名塚城砦跡1。

名塚城砦跡2。鶴舞線・庄内通駅下車3分です。

美濃路が西区内へ入り東(名古屋城)へ向かいます。

2019.10.26日取材。

坂を下り右折する角に美濃路の立派な新しいモニュメントが完成しました。


左:名塚城砦(白山神社)境内の白玉稲荷社。右は古戦場跡横を流れる庄内用水路の上に
作られた「せせらぎポケットパーク」。


美濃路から別れ、北へ行く稲生街道は浄心を過ぎ庄内用水路の地蔵橋を渡り、稲生の
渡し(庄内川)から大野木へと通じた。当時の名残り風情を追って見た。右写真は「
ち"ぞうばし」の親柱。左は橋北すぐの秋葉神社と地蔵大菩薩が並んで祭られています


現庄内通りの東約30mの稲生街道(左)と庄内用水路にかかる大江橋。


稲生街道が堤防左岸下に突き当たる場所にある八大竜王を祭る水神堂。三省堂によれば
【八大竜王】仏法を守る八体の竜神。すなわち、難陀・跋難陀・娑迦羅・和修吉(わし
ゆきつ)徳叉迦・阿那婆達多・摩那斯・優鉢羅の称。雨や水に関係するとされることが
多い。 水神堂


尾張名所図会後編巻3より 星宮 大乃伎神社 稲生渡
尾張名所図会後編巻3より 星宮 大乃伎神社 稲生渡より出稿。
星神社


名古屋稲生側の渡し場付近の公園。資料によると稲生渡船場は、船6艘、うち2艘は
稲生村船頭2人、2艘は上小田井村、1艘は大野木村船頭1人、1艘は比良村。1人
2文、船頭給あり。と師勝、小牧市方面へ通じていた。右写真は記念碑の表題。


庄内用水(惣兵衛川)がここで堰き止められて東側に流入し.笈瀬川(現在の笈瀬川通り、暗渠)
美濃路白山神社西・権現橋)の源流となり中村区を経て 旧中川運河に注いでいたと思われます。


堤防中段の庄内公園。以前はこの公園前の道路を右に回って旧庄内橋へと通じていた。
訪れる人も無く、草ぼうぼうですがなぜか楠正成親子対面の像(右)と昭和12年名古
屋市に併合記念の碑と思いますが碑文が全くわかりません。


丹羽長忠(丹羽長秀の兄)・屋敷跡。上記水神堂から東へ約200mの妙本寺(左写真)前に
織田信長の家臣・丹羽長忠の屋敷跡があります。現在墓だけが(右写真)一部残っています。
丹羽長忠の屋敷跡 丹羽長忠の屋敷跡

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庄内緑地公園(上小田井、犬山行き) 当駅鶴舞線次は 浄心(赤池、豊田行き)

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